前倒しで麻疹・風疹ワクチンを接種
麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)は生後6ヶ月から接種可能
2016年夏に、関西や関東で流行した麻疹。
現在もぽつぽつと感染患者の報告がなされています。
麻疹は空気感染で、同じ空間にいただけで感染するほどの強い感染力を持っているので、とても恐ろしいです。
対策はワクチンしかありません。
今の制度では、定期接種として1歳で麻疹と風疹の混合ワクチン(MRワクチン)を接種することになっていますが(無料)、生後6ヶ月から自費で接種することは可能です。
ただ、0歳児で接種した場合は免疫が減弱しやすいので、1歳になったら定期接種で再度MRワクチンを接種することが必要です。
娘は生後7ヶ月でMRワクチンを接種
昨年の麻疹流行時期、娘は2ヶ月になった頃でした。
私は麻疹抗体が充分にあるので、生後6ヶ月頃までは娘には私からの移行免疫の効果があるだろうとは思いましたが、あの流行の様子を見ていると1歳の定期接種までは待っていられない、早めに対策しなくてはという気持ちでいっぱいでした。
なぜなら、0歳児は麻疹に感染すると重症化しやすく(最悪死に至る)、麻疹に感染して数年後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)になる可能性も高いからです。
そのため生後6ヶ月になったら接種しようと決め、他の予防接種で通院していた小児科で医師にその旨を伝えました。
すると医師は、「前倒しで接種する必要はない」と。その上、「僕は麻疹の患者さんを診たことがあるけど、今の若い先生は麻疹患者なんて診たことないらしいよ」と。で、「マスコミが煽って報道しているだけだから心配ない」とも言われました。
でも、この説明に釈然としない気持ちを抱き、流行しているのは事実だし、万が一麻疹に娘が感染した場合はこの医師が責任を取ってくれるわけではないので、再度他の小児科を探し、生後6ヶ月以降にMRワクチンを接種してくれるところを見つけました。
ところが、今度はワクチンの在庫不足により、ワクチン確保に時間がかかっているため、接種は順番待ちとのこと。ワクチンが確保できたら連絡をくれるという状態になっていました。
申し込みから1カ月経った頃にワクチンがようやく確保できましたが、娘が6ヶ月を迎えたのは年末に近かったり、他のワクチンとの接種間隔の問題などがあったりして、結局接種できたのは生後7ヶ月の時点でした。
料金は9720円。
高かったですが、麻疹に感染して娘が辛い目に遭うよりは全然痛い出費ではありませんでした。
遅れている日本のワクチン行政
日本の医療は世界的にみて優れている方でしょうが、ことワクチンに関しては発展途上国に遅れをとっているのが現状です。
中でも、麻疹はアメリカやヨーロッパ等では根絶に近い状態であるのに、日本は未だに感染者が存在し、流行を繰り返しています。風疹も同様です。
これはワクチン未接種の人が多いこと、接種していたとしても1回しか接種しておらず十分な抗体が得られていないこと等が考えられます。
感染症は、乳幼児、妊婦、高齢者には重症化のリスクがあります。
そして、麻疹などの感染症が流行した場合、重篤な被害を受けやすいのはこれからワクチン接種を控えている乳児です。また、中には、様々な病気により受けたくてもワクチンを受けられない子どもがいます。
これからの未来を支える子どもを守るために、周りの大人がまずは予防接種を受けましょう。
感染症に対する抗体がない妊婦さんとその胎児も重篤な被害を受けやすいですが、それを避けるために必ず妊娠前に抗体価を調べ、予防接種を受けておきましょう。
情報の取捨選択ーデマに惑わされないためにー
色々と書きたいことがあるのに、PCに向かうまとまった時間がとれないまま日々が過ぎていきます。
娘は7ヶ月になり、離乳食は1日2回になりました。
大分手抜きをして適当にやっていますが、それでもキッチンに立つ時間が多くなりました。なるべく食材を使いまわすべく、大人のメニューと子どものメニュー両方を考えるのはなかなか頭を使います。
それから、娘は、私が寝かしつけしないと寝なくなってしまいました・・・。
夫ではギャン泣き。
比較的すんなり寝てくれるので楽ではありますが、それでも私の担当が増えてしまって自由時間が少なくなるのは辛いです。
でたらめなネット情報に注意
今日は、情報に関することを。
不妊治療時代もよく感じていたことですが、妊娠・出産・育児に関しては不確かな情報がネット上にあふれています。
そもそも、妊娠・出産・育児に関してはデマやニセ医学がはびこっていますが。
自分が知りたいキーワードを入れてちょっと検索してみると、まとめサイトなど不確かなサイトが真っ先に現れるのが通常です。
専門家が発しているサイトなどには全然たどりつけません。
しかも、何か調べたい時ってわからなくて不安な気持ちも同時に抱えていますよね。
そういう気持ちにつけこむように、例えば「不妊にはこれが効く!」という怪しげな民間療法からサプリメントの紹介、骨盤矯正を謳う商品の紹介などがネット上ではよくなされています。
そういった怪しげなものは、大体、「今の状態を放置すると取り返しのつかないことになる」と私たちの現状を一気に不安にさせ、その不安を解消するためにはと変な療法や商品を売りつけるやり口です。
また、昨年末に問題になったように、素人のライターさんが医療監修も受けずに自身の経験や聞きかじり等に基づいて記事を書き、それを掲載しているサイトもたくさんあります。
内閣府の関連リンク集がお勧め
今の時代、簡単に情報は入手できるけど、正確な情報を手に入れるには、それなりの労力を要するものだと思います。
自分が知りたいキーワードを入れても、なかなか正確な情報にはたどり着けません。
なので、妊娠・出産・育児に関する情報を入手したい時には、こちらの内閣府の関連リンク集から探してみることをお勧めします。
関連リンク - 少子化対策:政策統括官(共生社会政策担当) - 内閣府
キーワード検索で上位に挙がってくる、誰が書いたのかよくわからないまとめ記事、あまりにも極端なことを主張していたり(例:ワクチンは人間にとって毒であり、感染症にかかって自然に免疫を獲得することが身体に優しいとか)、「〇〇しないと妊娠できない」という脅し系の主張をしていたりするサイトには近づかない方がよいと思います。
正しい医学的知識、根拠に基づいて記事を書くには、かなりの労力と時間を要します。まとめサイト等の記事は、こういった下調べもなく、正しい知識もなく、書かれたものが多いです。
私も、医学的なことをブログに書く時には、誤ったことを書かないように専門書や学会等の公的なサイトで調べたり、見直したりしています。
そのように気を配ってはいますが、私の記事を全面的に信用しないようにお願い致します。
このブログは流産や採卵に関する記事へのアクセス数が多いです。周囲に聞きにくい分野なので、「こういうケースもあるんだな」くらいで私の経験を参考にしていただければと思うのですが、私の経験が全て標準的なものではありません。
ご自身の状態に関しては、ネットで得た情報を鵜呑みにして信じるのではなく、主治医に相談し、方針を決められることをお勧めします。
不妊治療はよい経験になったと言えるのか
できれば逃れたかった経験
育児に追われている現在ですが、ふと不妊治療をしていた頃を思い出すことが度々あります。
夢中で治療に心を砕き、過密なスケジュールを綱渡りでこなしていた日々。
卵子の成長と数、受精卵の数、分割して胚盤胞まで達した数、グレード・・・・。
移植したら着床するか心配し、着床後は流産しないかハラハラ・・・。
自然妊娠の場合は可視化できない小さなステップが目の前に提示される分、次から次へと心配や不安が起きていました。
心身への負担はもちろん、経済的負担も大きかったですし。
今振り返ると、よくあんなに大変な思いをして治療をしたものだと、あの時の自分を褒めたい衝動に駆られます。
そんなストレスフルな不妊治療ですが、助産師をしていたからか、周りからたまに、
「大変だったと思うけど、いい経験になったね。なんだかんだ言っても子ども授かれたんだから、ほんと良かったじゃん!」
「復帰したら、不妊治療をしている人の苦しみがよりわかるようになるんじゃない?」
と言われたことがありました。
いやいやいや・・・・。
はっきり言いますが、私は娘を授かった今でも、「不妊治療が自分にとってよい経験になった」なんてひとつも思っていませんし、思えません。
できることなら、あんな大変な思いをせずに妊娠し、出産したかった。
それだけです。
この気持ちには変わりありません。
それは流産経験についても同じことが言えます。
あの苦しみは経験しなくて済むなら味わいたくなかった。
流産の苦しみが仕事に生かせると感じたり、経験してよかったと思ったりしたことは一度もありません。
全ての経験を肯定できるわけではない
人間は自分の歩みを否定したくはないので、前向きに考えたり、記憶を無意識に美化しようとするものなのかもしれません。
だから、「どんな経験でも無駄ではない」とか「あの経験があったから今がある」と経験を糧にするものだと思います。
でも、全部が全部そのように思える経験ばかりではないですし、経験しなくてもよかったことだってあるはずです。
もちろん、すべての経験を意味あるものとして、肯定的に捉えて頑張る人もいるので、それについては否定しません。
ただ、当事者がとてもとても辛くて、取り返しがつかないと感じている経験に関しては、いくら慰めだとしても他人が経験を肯定的に捉えるように勧めたりするのは、何か違うのではと思います。
第二子を考えると、もれなく不妊治療や流産への恐れがついてきます。
特に不妊治療には、育児しながらまたあの大変な思いをするのか・・・というげんなりした気持ちを感じます。
そんなこともあって第二子に関しては迷い、悩んでいる段階で、でも希望するなら今年の内には治療を再開しなければと考えているところです。
あけましておめでとうございます
2017年がスタートしました!
毎日お天気に恵まれて気持ちのよいお正月ですね。
我が家のお正月は、娘の初めての風邪のため、帰省はキャンセルしてずっと家にこもっております(笑)。
義両親に娘を会わせてあげられず本当に残念でした。
そして、慌てて買ったおせちは食べたものの、お正月気分とは程遠い毎日・・・。
普段と何ら変わりない日々です。
でも、咳と鼻水がひどかった娘が今は回復傾向にあるのでホッとしています。
と思ったら、今度は夫が風邪気味なんですけど・・・(涙)。
2017年もマイペースにブログを続けていきたいと思います。
育児ネタが多いと思いますが、内膜症の経過なども綴っていきます。
また、今年の後半からは不妊治療を再開するかもしれません。
あくまでも予定ですが。
内膜症やら年齢を考えると、ゆっくりしていられないのが現状です。
2017年も皆様にとってすばらしい1年になりますように!
2016年もあとわずか
今年も残すところあと2日。
2016年は妊娠→出産→育児と変化がめまぐるしく、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
特に、出産してからはのんびりとマイペースだった二人暮らしから激変し、笑ったり泣いたりへこんだり、怒涛のような毎日でした。
でも、娘へのいとおしさが日々増すばかりで、娘を授けていただけたことに心から感謝です。
来年も娘の成長に伴いますます忙しくなるのでしょうが、身体に気をつけて頑張らなくては!
自分の時間が減って、ブログ更新も滞りがちですが、来年も細々とブログを続けていきたいと思っています。
2017年もよろしくお願い致します。
明日から夫の実家へ帰省予定でしたが、なんと、ここまで元気に育ってきた娘が昨日から咳、今日から鼻水の症状ありで、発熱はないものの、帰省は難しいかしらと思っています。
感染経路はたぶん、予防接種で行った小児科・・・。
インフルエンザやらノロやらの大流行に伴い、午前中の診療が予防接種時間枠に食い込んでいたんですよね。
で、その小児科の対応も問題ありで、感染症の患児と予防接種の子どもが同じ部屋で待たされたので、おそらくその時に何かしらのウイルスを貰ってきたのだと思われます。
気をつけていたのに、このタイミングで・・・・・。
泣けます(涙)!
皆様もどうかお気を付けくださいませ。
産後の抜け毛がひどい!
恐怖の抜け毛
恐れていた産後の抜け毛。
職業柄知識はありましたが、出産経験者の友人から「髪の毛、すごい抜けるよ・・・」と聞いていたので、どんなものかと出産後はドキドキしていました。
で、髪をショートボブにし、美容師さんからは「前髪がスカスカになるんですよ。だから厚めにしておくことを勧めます」と言われ、前髪を厚め&短くして準備していましたが・・・。
出産後3ヶ月経った頃、ついにきました!!
シャンプーの度に指にからまる大量の髪の毛や髪の毛で真っ黒になるお風呂場の排水口を見て、「もうハゲる・・・!」と恐怖におののく毎日。
そして、掃除をしてもしても、床に落ちている髪の毛の多さに愕然。
娘を抱っこしながら、拾って捨てるの繰り返し。
助産師をしていた時に、本当に髪の毛がなくなって全体的に禿げてしまったママさんを見たことがあったので、私もあんなふうになるのかなと不安に思っていました。
ところが、最近は少し落ち着いてきまして、抜け毛の量が減ってきたように思います。
産後の抜け毛のメカニズム
髪の毛には、成長する成長期、抜け落ちる退行期、次に生えるまでの休止期があり、一定のサイクルでこれらの状態を繰り返しています。
ところが、妊娠中はエストロゲンのホルモン作用により、毛が生えている状態が長くなり、抜け毛しにくくなる状態が起こります。
妊娠中、髪の毛が多くなった気がしたり、体毛が濃くなったりするのはこのためです。つまり、見かけ上、髪の毛がいつもより多い状態になるのです。
しかし、出産後は急激にエストロゲンが低下し、妊娠中抜けなかった髪の毛が一気に正しいサイクルに戻ろうとします。
これが曲者で、そのために一気に抜け毛が始まるのです(涙)!!
ただ、これは女性ホルモンのなせる業なので、いつまでもこの状態が続くわけではなく、大体産後6ケ月くらいから抜け毛は減っていき、産後1年も経てば元通りに回復します。
私もそろそろ収まってきた頃なので、回復しつつあるのかなーと思っています。
最後に、今年8月に米国皮膚科学会がおこなった産後の抜け毛対策に関する情報提供がありますので、リンクを貼っておきます。(もしかしたら、会員じゃないと中身が見れないかもしれないので、下に情報提供内容も引用しておきます。)
過度の脱毛に悩む女性に対して米国皮膚科学会は
- 髪のボリュームを出すタイプのシャンプーを使う。このタイプのシャンプーは、毛髪をコーティングする蛋白などを含んでおり、髪を豊かに見せる。
- リンスインシャンプーは避ける。このようなシャンプーに含まれるリンスは強力なため、髪の張りが失われてボリュームが少なく見えることがある。
- 軟らかい髪用のリンスを使う。配合成分がマイルドなので、髪のボリュームが落ちない。ラベルに「強力」とあるリンスの使用は避ける。
- リンスはなるべく毛先だけにする。頭皮や毛の根元にはリンスをつけない方が、髪のボリュームが保たれる。
- 髪型を変えてみる。スタイルによっては髪を多く見せることができる。美容師と相談して、自分に合ったカットやスタイル、色を選ぶとよい。化学薬品によるトリートメントや過度のスタイリングは、脱毛を促進することがあるので避ける。
といったことが推奨されています。
<参考サイト>
www.m3.com
寝かしつけ大作戦
娘が生まれてから、いちばん大変だったのは寝かしつけでした。
先日の記事に少し書きましたが、生まれてから3か月くらい、とにかく娘はなかなか寝ない子でした。まあ、新生児だったり、まだ生活リズムがついていなかったりした頃なので、当たり前といえば当たり前なのですが、夫と共にげっそりする毎日・・・。本当に辛かったです(涙)。
そんな娘との格闘の記録を今日は残しておきたいと思います。
添い乳にトライ
前回の記事に書いたように、生後1ヶ月くらいは沐浴→授乳→抱っこでゆらゆらして寝かせるという方法で寝かしつけていました。
ところが、これは寝るまでにとにかく時間がかかり、こちらが眠い時には修行のように感じる作業でした。
色々考えた末、1ヶ月を過ぎたあたりから添い乳での寝かしつけにトライしてみることに。
すると、なんとなんと、約10分以内で寝てくれるではありませんか!
いやー、もっと早くトライしてみればよかった・・・と思うくらい、寝かしつけが一気に楽になりました。もっと早くに添い乳を試そうかと思ったこともあったのですが、娘が小さく、窒息が恐くて躊躇していたのです。
これで本当に楽になり、苦痛から逃れられてホッとしたのを覚えています。
しかし、その幸せな日々は長くは続きませんでした・・・。
添い乳もダメに・・・
最初はすんなり寝てくれた娘も、次第に、寝たタイミングを見計らって私が口から乳首を外すとしっかり覚醒してしまったり、寝て30分位で起きてしまったりするように。
また、徐々に添い乳を開始して寝るまでの時間も長くかかるようになりました。
そして、添い乳での寝かしつけに失敗すると、娘は再度添い乳しても寝ず、ギャン泣きを始めます。
抱っこでゆらゆらしても一向に寝ない娘は泣き叫ぶばかり。
20時頃から寝かしつけたはずなのに、すでに0時を回ることがしばしばありました。
夫と途方に暮れ、交代であれこれしている内に、電池切れのように急にコトンと寝る娘。
毎晩毎晩「今日はうまく寝てくれますように」と祈り、娘が寝るまで緊張の糸がピーンと張りつめた状態でした。うまくいった日はホッとし、ダメな日は本当にブルーでした。
作戦成功!
添い乳の絶大な効果が薄れていくにつれ、私と夫は新たな寝かしつけ方法を考えました。
一つはベビーラップで寝かしつけしてからベッドに移す、もう一つは輸送反応を利用して抱っこのまま歩き回り、娘が寝たタイミングで一緒にベッドに入って添い寝をするという方法でした。
しかし、ベビーラップを使った方法はすぐに寝てくれるもののベッドに置くと起きる、輸送反応を利用した方法は体重が増えていくことを考えるといつまでもできる方法ではなく、やはり寝付くまでに時間がかかったり、寝たと思ってベッドに置くと起きたりするという問題点が生じました。
ほとほと困り果てた私たちは、娘が3ヶ月になった頃、ついに「ねんねトレーニング」の本に手を出しました。
この手の本には「こうすれば寝ます!」という魔法のような方法が書かれているわけではありません。でも、本を読んでみて、その時おこなっていた寝かしつけの方法は変えた方がよいことがわかりました。
そして、本を参考にして夫と話し合い、子どもにとって安心かつ私たちが楽な方法、将来的に続けられそうな方法にしようということになり、「添い寝して背中をトントンする」寝かしつけをすることにしました。
最初からうまくいくわけはないし、ものは試しだと思った初日。
娘とスキンシップをいっぱいはかった後、消灯して、ベッドで添い寝。
「今日からはこうやって寝ようね」と話しかけ、背中をトントン。
娘は泣き出しました。
「仕方ない、長期戦で頑張ろう」と思いながら、泣いている娘の背中をトントンし続けます。
すると、娘は徐々に泣き止み、信じられないことに10分後にはすやすや・・・。
すぐに目覚めるかと思いきや、30分経っても1時間経っても、娘は起きずに寝ています。
あまりにもあっけなくて、今までの苦労は何だったのかと拍子抜けしました。
また、これは初日だけかと思いきや、翌日もその次の日も、背中トントンですんなり寝てくれました。
そして、今もこの方法で寝てくれます。
夜泣きも今のところなし。
それでも夜中の授乳後は背中トントンだと泣く可能性があったので添い乳で寝かしていましたが、今はもう、夜中の授乳後もベッドに寝かせると、泣かずにそのまま一人ですぐに寝てくれます。
夫でも私でもどちらでも寝かしつけられるので、私も負担がぐっと減って楽チンになりました。
おそらく、この方法は時期的なタイミングとぴったり合ったがゆえに成功したように思います。
新生児の頃にやってもダメだったでしょう。
今、夫と振り返っても、寝ない時期は本当に地獄のようで辛かったという感想しかありません(笑)。あの時の私に「大丈夫、ちゃんとぐっすり寝てくれる日が来るからねー」と言ってあげたいです(笑)。
今や娘はとにかく良く寝てくれる子になり、助かっています。