助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

凍結胚の保存期限を更新してきました

 タイトル通りですが、今年の9月で凍結胚の保存期限を迎えるため、更新手続きに行ってきました。

 事前に電話すると、夫婦で来院してくださいとのこと。

 夫がお盆休みの間に、娘を連れて行ってきました。

 約2年ぶりの病院は懐かしさと共に、「本当に妊娠できるのかな」という不安を抱えていた日々を思い出して、重たい気持ちがこみ上げてきました。

 受付をすると、更新手続きなのですぐに呼ばれます、近くで待っていてくださいと言われましたが、なかなか呼ばれません。

 子どもがいると待合室では待てないので夫に待合で待ってもらい、私は寝てしまった娘を抱えてウロウロ・・・。

 治療中の患者さんたちの刺激にならないようにと気をつけつつ待ちました。

 1時間半くらい待ったところでようやく呼ばれ、更新手続きは1分で終了。

 次の移植予定について聞かれ、来院のタイミングの説明を受けて帰ってきました。

 久々の病院、待ち時間の長さと子連れゆえの周囲への気遣いでぐったりでした。

 なんとか娘を連れての通院を頑張るつもりでしたが、夫と共に大変さを実感し、あの時間の長さと移動の時間等を考えると無理かもねということに。

 遠方ではありますが、義母に来てもらったりしてなんとかやりくりするしかないかなと思います。

 

 またあの、妊娠できるかどうかわからないけどとりあえずお金をつぎ込んで通院するというギャンブルのような日々が始まるかと思うと、ちょっと辛いです。

 でも、なんとか頑張ります!

二人目の治療に向けて

 今月中旬、内膜症の経過観察のため婦人科受診をしてきました。

 結果は、3月の受診時から内膜症の悪化はなし。

 ホッとしました。

 ただ、実は3月に受けた人間ドックで肝機能のデータがあまりよくなく、婦人科での採血のついでに肝機能も調べてもらったのですが、変わらず良くない結果でした。

 来月、同じ病院の消化器内科を紹介受診することになりました。

 お酒は飲まないし、薬も飲んでいないし、心当たりがないのでちょっと不安ですが、大きな異常がないといいなと思っています。

 

 そして、秋から再び体外受精のために通院することに決めました。

 しかし、一人目の時と違い、娘がいる今は通院するだけでなかなかのハードルが…。  

 我が家は身近に頼れる親族がおらず、娘の預け先が確保できないのです。

 一時保育を探したところ、治療スケジュールは直前まで読めない部分が多いので予約が難しかったり、託児所みたいなところやファミサポには若干不安があったり…。

 シッターさんを手配して同行してもらおうかとも考えましたが、出費がかさみます。

 娘も普段は私にべったりなので、急に母親から離されて預けられるのはストレスだろうなと思います。

 そこで、病院に子連れ受診は可能か聞いてみたところ、不妊治療の特性上、やはり待合室には連れてこないでくださいとのことでした。

  診察は子連れでもよいとのことでしたが、それ以外は別の階のキッズスペースで待つようです。

 病院までの距離は片道1時間、病院でも半日近くは費やすことを考えると、娘を連れて行くのは娘にとっても私にとってもなかなかの負担ですが、なんとか頑張るしかないなぁと思っています。

 通院前に、自然に授かるというミラクルが起きたらいいのですけどね…。

「自然なお産」への違和感

 先日、妊娠報告をしてくれた助産師の後輩から、出産場所を助産院にしようと思うがどうだろうかと相談を受けました。

 助産院での出産を考えている理由は「自然なお産がしたいから」。

 これに対して、私は「うーん・・・」となりました。

 明確な自然なお産の定義はありませんが、よくよく話を聞くと彼女がイメージしている「自然なお産」とは、医療介入がなく、フリースタイルで、温かい雰囲気の中自分が産んだという達成感が得られるものらしいということがわかりました。

 私も出産はできるだけ医療介入がなく、フリースタイルで産婦さんの力が最大限発揮されやすい体位で産めることが望ましいと思います。

 でも、これまでの助産師経験の中で、数多くのハイリスクの妊産褥婦さん達や比較的ローリスクと思われた妊産褥婦さんの急変を目の当たりにし(助産院からの搬送例もありました)、プライベートでも身近な人を出産で亡くし、自分自身も大変な思いをして出産・育児をしている経験からすると、助産院での出産は積極的に勧められませんでした。

 助産院には助産師しかいません。どんなに医療機関と連携を取っていると言っても異常時の対応は病院出産と比べると心もとない部分が多く、タイムロスが生じます。

 彼女も同じように仕事でひやっとする体験はしているはずなのに、話を聞いているとどこか「出産に危険は伴うと言うけれど、自分は大丈夫だろう」と根拠なく考えていて、せっかくの機会だから理想の出産をしたいという思いが透けて見えました。

 彼女は「どんなことが起きても受け入れる覚悟をして出産するしかないですよね」と言っていましたが、実際に良くないことが起きた時には後悔するに違いないですし、病院だったら・・・と思うはずです。

 100%安全なお産はないので、その覚悟は必要だと思うのですが、だからこそ少しでも安全管理体制が整った環境での出産を選択する方がよいと思うのです。

 安全を差し置いて、「自然なお産」を重視するのは優先順位が違うのではと感じ、彼女には私の考えを率直に伝えました。

 

自然なお産を選ぶ背景

 この近年の、医療介入を嫌い、自然なお産が礼賛される傾向はどういったところから生まれたのでしょうか。

 ずっとたどっていくと、それはお産は病気ではないから医療は不必要という考えから生じていると推測します。

 この考えは、病気ではないお産に医療は不必要→それなのに医療を用いるからかえってお産がこじれる→身体の声にしたがって自然なお産をする方が赤ちゃんのためによい、となぜか医療が一方的に悪者になっています。

 この考えに初めは疑問を持ったとしても、周りから「自然なお産」を選ぶのが母親の務め、「自然なお産」じゃないと母性が損なわれる、「自然なお産」が生まれてくる赤ちゃんにとって最も幸せといったある種の脅しがなされると(全く根拠がないですが)、赤ちゃんに対する責任感から自然なお産の方向に進んでしまうのです。

 また、こういった考えを後押ししているのがマスメディアです。

 テレビや書籍、ネットでは、妊娠・出産・育児において自然志向であることが感動的かつオシャレに感じられるように扱われています。

 例えば、自然なお産に向けて努力することや自然なお産をすること、母乳育児をすることなどが「エコでロハスな私」「私らしいスタイルで妊娠・出産・育児」というように、一種のステータスだと錯覚してしまう表現が多いのです。

 そういった「自然」な妊娠・出産・育児を芸能人やモデルが勧めていると、視聴者や読者は憧れ、あまり深く考えずにやはり「自然」が身体に良さそうだしオシャレだし、自身も「自然」を選択して実行しようとします。

 

「自然」にこだわった結果の「不自然」

 しかし、「自然」が必ずしも安全でベストな選択とは限りません。

 身体に良さそうだからと「自然」にこだわりすぎることによって、何年も自然妊娠を試みて不妊治療に踏み切るタイミングを逃し、ようやく決心して不妊治療を開始したものの年齢を重ねていて不利になることや、陣痛促進剤の使用を拒否し結果として帝王切開になったりすることがあります。

 また、妊娠・出産・育児は自分の思う通りにはいかず、コントロール不可能なものです。自分の好みでカスタマイズしようとするのは土台無理な話です。

 けれど、自分の努力次第で安産になる、自然なお産ができると信じ込み、妊娠中は3時間歩いたりスクワットしたりしたものの(※妊娠中の運動が安産に繋がるエビデンスはありません)、予定日を過ぎても産まれず渋々促進剤を使用、結果として赤ちゃんは元気に生まれたのに「自然に産めなかった」と涙する人も結構多くいらっしゃいます。

 こういったことは自然派の人たちからすれば不本意な結果でしょうが、そこまでこだわることはかえって不自然に思えてなりません。

 必要な時に医学の力を借りるのは敗北でも恥でもありません。

 産み方に過度にこだわらず、まずは母子の安全・健康を第一に考えることが大切だと思います。

 

 日本の出産は、戦後に医療化が進んだことによって妊産婦死亡率や新生児死亡率が著しく改善されました。

 現代は医療によってたくさんの母子の命が救われています。

 そういった中で「自然」を選ぶということは、それとは引き換えに母子の安全を手放すことになる場合もあります。

 お産に優劣はありません。

 「自然なお産」「私らしいお産」「満足できるお産」というキーワードに惑わされることなく真偽の程をしっかり確かめ、母子ともに健康な出産を一人でも多くの人ができることを願います。

 そして、 メディアには情報提供する側としての自覚と責任を持っていただきたいです。

 お産は自己実現する場ではないのです。

1歳になりました

先日、娘が初めての誕生日を迎えました。
おかげさまで、元気にこの日を迎えることができて、とてもうれしく思っています。

振り返れば、睡眠不足で辛かったりちゃんと育てられるのかという不安でいっぱいになったりした最初の頃の日々から、ここまでがあっという間でした。
今は日増しに愛しさが増す一方で、色々不安に思っていた出産直後の自分に「大丈夫だよ!」と言ってあげたくなります。

貴重な赤ちゃん時代が終わり、淋しい気持ちもありますが、これからまた違った可愛さが出てくるのがとても楽しみです。
私の元へ生まれてくれた娘、本当にありがとう。
これからもよろしくね!

離乳食にはストックを活用!

 あと約1週間で娘の1歳の誕生日を迎えます。

 ざっと振り返ると、あっという間だったような長かったような・・・。

 娘はついこの間まで寝ているだけだったのに、今はあっという間にハイハイで移動し、どんどん幼児に近づいています。

 この成長のスピードにはびっくりです。

 

   今日は日々の離乳食の献立の組み立て方について書きます。

   それぞれ各家庭で色んな方法があると思いますが、我が家の場合はほぼストックを準備して、それを毎回組み合わせて献立を決めています。

   今は主食+主菜+副菜といったように、初期に比べると大分食事らしいものを準備するようになりました。

 内容とストックは以下の通りです。

 主食軟飯、うどん、パン。

 軟飯はまとめて炊いた後小分けにして冷凍。パンも8枚切りを購入して耳をカットし冷凍。うどんは生協のベビー用冷凍うどんを使用。

 主菜鶏のささみ、鶏レバー、鶏ひき肉や豚ひき肉、魚、豆腐、納豆、卵、乳製品など。

 ささみやレバー、魚は茹でて冷凍。肉団子、魚のつみれやハンバーグも茹でるor焼いて冷凍。

 副菜スープ、味噌汁、シチューなど。

  かつお出汁で適当な野菜(主に人参、大根、玉ねぎ、キャベツなど)を煮てスープにしたものを冷凍。食べる時にお味噌を入れてお味噌汁にしたり、ちょっとお醤油を垂らしたり、トマトを加えてトマト風味したり。

 あとは上記の野菜スープに豆乳を加えてとろみをつけ、シチューにしたものも冷凍。

 

 このほか、野菜の冷凍ストックも作っています。

 WHOの補完食のガイドラインを読むと、補完食のメニューには、主食・動物性食材・緑黄色野菜・油脂・乳製品・豆類を組み合わせることが大事だそう。

 なので、ほうれん草、水菜、小松菜、ブロッコリー、かぼちゃ、人参、トマトなどの緑黄色野菜を茹でて冷凍しています。

 これらは主菜や副菜に加えて使っています。

 今はもう裏ごしたりしなくていいので大分楽になりましたが、初期の頃は生協の裏ごし野菜なども購入して活用していました。こういった裏ごし済のものやベビーフードなんかもどんどん使わないと、全部手作りは大変だと個人的には思っています。

 頑張って作ったのに食べてくれないと、心も折れますよね・・・。

 娘は今や何でも食べますが、初期の頃は全然進まなくて「せっかく作ったのになー」と落ち込むこともありました。

 ベビーフードだと食べなくても「仕方ないねー」で済むので、気持ちの面で救われます(笑)。

 

 以上、簡単ですが、離乳食についての記事は今回で一旦終わります。

  

食物アレルギー対策

 

 娘は先日、生後11ヶ月を迎えました。

 あと1ヶ月で1歳のお誕生日なんて、なんだか信じられません。

 最近はものすごいスピードで毎日が過ぎ去って行きます。

 1年前は自分が妊婦だったことすら、遥か遠い昔のことのような感じです。

 

現在のアレルギー対策の見解

   今日は娘の食物アレルギー対策について書きます。 

 食物アレルギーがあると、その食べ物を避けるために成分を細かくチェックしたりと色々な対策が必要になりますよね。神経を使うし大変だと思います。

 そのため、私は娘が食物アレルギーがなく何でもおいしく食べられる状態であることを強く願っています。

 食物アレルギー対策に関しては、「離乳食を開始するのを遅らせる方がよい」とか「牛乳や卵などはできるだけあげない方がよい」などの説がよく聞かれます。

 私も妊娠中、母に「子どもがアレルギーになるから牛乳や卵は摂らない方がいい」と言われたことがあります。

 昔は、特定の食物を除いたりするのが通常の対策だったようです。

 でも、今は違うのですよね。

 離乳食の開始を遅らせたり、アレルギーを起こしやすい食物を除いたりしても、アレルギーの発症を防ぐことはできないことがわかっています。

 むしろ、重度のアレルギーでなければ、特定のアレルギーを起こしやすい食物を除かない方がアレルギーが減るということなのです。

 

 

 というわけで、私は離乳食の開始はやや遅めくらいだったものの(風邪など体調不良のため6ヶ月に始めました)、お粥や野菜をクリアしたらわりとすぐに、アレルギーを起こしやすい食物を与えました。

 豆腐(大豆)、ヨーグルト(乳製品)、うどんやパン(小麦)、卵、どれも与える時はドキドキでしたが、異常があればすぐ受診できるよう初めてのものを与えるのは平日午前中にしました。

 あと、ピーナッツに関しては、私はピーナッツペーストを豆腐に混ぜて野菜を加え、白和えにして与えています。ピーナッツそのままは誤嚥による窒息のリスクがあるのであげられませんが、無糖のピーナッツペーストなら離乳食に使いやすいです。国産の無糖ピーナッツペースト、ややお高めですが、パンに塗ってもおいしいですしオススメです!

 ただ、すでに特定の食物でアレルギーを発症している場合やハイリスクの場合は専門医に相談なさって、離乳食を進めるべきだと思います。

 

 食物アレルギー対策も怪しい情報やトンデモ医学に惑わされやすい分野です。

 正しい最新の知識で安全にアレルギー対策ができ、食べることを楽しめる環境を子どもに与えたいと思います。

離乳食へのハードルが下がったWHOのガイドライン

 先日、娘の10ヶ月健診に行ってきました。

    2700㌘台で生まれ、小ぶりだった娘はもう10㎏を超え、身長と共に成長曲線のいちばん上、もしくはややはみ出し気味(笑)。

  私も夫も身長はある方なので、遺伝だと思います。順調に育って有難いですが、抱っこ紐での抱っこが長時間にわたるとツライし、パンツタイプのオムツはもうLサイズでコストがかかる、というトホホな面もあります。

 

 補完食の考え方に目からウロコ!

  さて、10ヶ月にもなって今さら感満載ではありますが、離乳食のことを。

  離乳食が始まる前、私はやや憂鬱な気持ちでいました。

  ちょっとしか食べないのに、お粥なんて10倍粥だの7倍粥だの色々あるし、裏ごしなんかも面倒、ごっくん期だのモグモグ期だの細かいステップアップも何なんだ…とあまりよいイメージがありませんでした。ハードルが高いと感じていたのです。

  重い腰を上げて何から準備しようかと考えた時、学生時代に離乳食のことは少し勉強していましたが、忘却の彼方だったので再度基本を押さえることにしました。

  それで私は、厚労省の「授乳・離乳の支援ガイド」(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-10.pdf#search=%27%E6%8E%88%E4%B9%B3%E3%83%BB%E9%9B%A2%E4%B9%B3%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%27

とWHOの補完食(離乳食)のガイドライン(http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/66389/2/WHO_NHD_00.1_jpn.pdf)を参考にしました。

  WHOの補完食(離乳食)のガイドラインは存在そのものは知っていましたが、ラクテーションコンサルタントをしている友達から勧められ、初めて熟読しました。

  そしたら、目からウロコがぼろぼろ!

  日本の離乳食のお作法、決まりごとって何なのかしらと思うくらい、シンプルで大事なことを押さえていてわかりやすいのです。

    補完食の目的は「母乳またはミルクで補えない栄養、エネルギーを補うこと」。

    つまり、乳幼児の1日に必要なエネルギー量から、母乳やミルクより供給されるエネルギー量を差し引いて生じる差を、補完食で補いましょう、ということです。

    日本の離乳食は文字通り、離乳させることが目的になった内容や方法ですが、そうではないんですね。

    乳幼児に与える補完食は、栄養が十分で安全で適切に与えることが大事だそう。そのため、補完食を薄めすぎたり、回数や量が少なすぎたり、補完食は母乳より栄養の質が低いのに母乳の代わりにするようなことは避けた方がいいのです。

  WHOのガイドラインだと、「比較的少ない水でお粥をつくります。お粥はすすることのできない濃さにしましょう」と書いてあります。

   日本ではお粥を10倍粥から始めて、次は7倍粥、5倍粥に…と言われたり、レシピに掲載されていたりしますよね。

  しかし、10倍粥や7倍粥は薄すぎて栄養が足りていないかもしれません。

  赤ちゃんの胃の容量は約200mlなので、薄いお粥だとすぐに満腹になってしまいますから、必要量を得るにはかなり食べなければならないことになります。

  ちなみに、厚労省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食開始当初の調理形態を「なめらかにすりつぶした状態」としているだけで、10倍粥を与えましょうとは書いてありません。

 10倍粥って、どこから出てきたのでしょうね。

 また、補完食では、主食以外に必要な栄養素やエネルギーの差を最もよく埋める食品として、豆類・種実類、動物性食品、緑黄色野菜と果物、油、砂糖、脂肪があげています。

 日本の離乳食では油は極力使わないように、使っても少量とされることが多いので、ちょっと驚きでした。

    あと、補完食は日本の離乳食とは違い、回数も多いです。

    生後6ヶ月以上から12ヶ月まで母乳は欲しがるたびに与えること、母乳育児の場合は1日3回補完食を与え、そうでない場合は1日5回補完食を与えるように記されています。

   これを読んで、1回に食べる量が少ないとかなかなか食べないとかなら回数を増やせばよいのだと思い、すごく気持ちが楽になりました。

 

補完食の考え方で気持ちが楽に

   WHOのガイドラインで大事なポイントがわかり、俄然やる気が出た私。

   日本式で離乳食をきっちり進めようとするとストレスだから、適当に大体の感じでやればいいと思えました。

 そして、娘には最初から5倍粥(全粥)を作って与えました。開始当初の全然食べない、食べにくそうにしていた頃は少し薄めたこともありましたが、食べられるようになったらそのまま気にせずあげていました。9ヶ月頃からお粥を嫌がるようになったので、今は軟飯にして食べさせています。

 

  次回以降は、アレルギー対策の話やどのように毎日の離乳食献立を組み立てているか書きたいと思います。