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助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

採卵後の経過

採卵周期①

OHSSにヒヤヒヤ

  採卵後、一番こわかったのがOHSS(卵巣過剰刺激症候群)でした。

 高刺激で採卵した上、採卵できたのが36個と聞いた時には、リスク大だなぁと内心ヒヤヒヤしていました。

 もともとAMHが高かった私はOHSSリスクも高かったので、最後の排卵誘発剤はhCG注射ではなく点鼻薬と、OHSSにならないように対策はとられていたのですが、それでもかなり心配でした。

 体外受精経験のある友人が、採卵数が少なくてもOHSSになって辛かったと言っていたし、生殖医療が専門の産婦人科医の友人も採卵後3日くらいは結構辛いよ、と言っていたので、OHSSになる覚悟は決めていたのでした。

 採卵直後の担当医の見解では、OHSSにはなるだろうけど、入院管理が必要な程度にはならないでしょうとのことでしたが・・・。

 その上、てっきり自宅安静を指示されるのかと思いきや、普通に軽く家事をしたり、多少動くのは構わないとも言われました。

 ただ、採卵後数日は安静に過ごせるように、採卵前に食事を作り置きしたり、ゼリー等食べやすいものを準備しておいたり、夫にOHSSについて説明して、協力体制を整えておきました。

 

採卵当日から3日後までの体調

  そうして、OHSSになる気満々でいた私でしたが、採卵当日は多少の腹部の突っ張り感と低血糖による気分不快があったのみ。

 心配していた翌日も、腹部の突っ張り感でまっすぐに姿勢が保てない、上を向いて眠れない(背中を丸める姿勢・横向きで寝るのががラク)というくらいで、普通に家事ができました。    

 その日はもう一人の担当医から受精確認の電話があり、かなりOHSSの心配をされて、注意点について再度詳しく説明を受けたのですが、拍子抜けするくらい体調は良好でした。

 そんなこんなで、みるみる内に腹部の突っ張り感は軽減していき、採卵後3日目には完全に消失。

 気になってこまめにチェックはしていましたが、OHSSの症状である尿量減少、腹部膨満、体重増加などはありませんでした。

 その他下腹痛もなく、鎮痛剤も使用せずに済みました。

 OHSSの程度が軽かったのか、私が鈍いのか・・・。

 後日、凍結確認の電話の際、担当医に採卵後の体調を尋ねられたので、「それが、腹部の突っ張り感だけで、他は全然症状がありませんでした」と答えたところ、担当医は「不幸中の幸いでしたね」と笑っていました。

 

受精卵のその後

 今回の採卵では、初期胚を2個、胚盤胞を5個、計7個凍結できました。

 採卵直後、担当医には「野球チームができるくらい凍結できるかも」と言われたので、結果を聞いた時には「少ない!」と感じましたが、冷静に考えれば、一人でも子どもが欲しいと思っている私たちには充分な数でした。

 採卵はこれで一旦終了し、次は移植に挑戦することになります。

 移植は来月以降の予定です。

 移植しても結果が出ない周期もあるでしょう。

 妊娠しても、また流産するかもしれません。

 心配は尽きないし、まだまだ長い道のりですが、今は体調を崩さないように気を付けながら、少しのんびりする予定です。