助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

胎嚢確認

 一昨日は、胎嚢確認のための受診日でした。

 判定日を4週0日として計算すると、5週3日にあたる日でした。

 10時に病院に到着し、すぐに採血、10時半過ぎにはエコー室へ呼ばれました。

 体調の変化などを訊かれつつ、内診台へ。

 心の中で子宮外妊娠ではないことを祈っていると、カーテンの向こうから「胎嚢見えますねー」と医師の声が聞こえました。

 思わず自分でカーテンを開け、エコー画面を確認。

 「ほら、ちゃんと子宮内にありますよ」との説明に、心底ホッとして「よかったです・・・」とつぶやいてしまいました。

 大きさは15.4㎜。

 医師にはこの時期の大きさは個人差が大きいので気にしなくてよいと言われ、まずは胎嚢が確認できてよかったと安心しつつ、エコーは終了しました。

 

 あとは甲状腺ホルモンの数値だけが問題だな・・・と思いながら、診察室に呼ばれるのを待っていたのですが、いつもなら12時過ぎには呼ばれるのに、全然呼ばれません。

 13時を過ぎ、しびれを切らして受付で確認してみたら、これからまだ5番目とのこと。諦めて昼食をとりにいこうとしたのですが、昼食をとっている間に呼ばれるかもと言われ、泣く泣くそのまま待つことに。

 そうしたら、やっと14時過ぎに呼ばれました。

 お腹が空き、頭はフラフラでへとへとでしたが、気を取り直して診察室へ。

 「胎嚢は確認できたし、TSHの値も落ち着きましたね。これで、甲状腺機能が原因の流産は避けられそうかな」と、担当医。

 TSH値は1.99μU/mlで、先週のデータとほぼ横ばいの数値でした。

 一時期はハラハラしましたが、データが落ち着いて少し一息つけました。

 

 次は2週間後、私にとって最難関の心拍確認が控えています。

 担当医にも「次、心拍確認ができるかどうかが大事ですから」と言われました。

 前回は心拍確認できずに流産になったので、ここからが本当に心配です。

 が、あとは赤ちゃんの生命力次第で、私がどうにかできることではありません。

 帰宅後、実母に電話で胎嚢が確認できたことを報告した際、母には「まあ、あまり期待しないで、でもちょっと楽しみにしながら待とう」と言葉をかけられました。

 不安は不安ですが、あまり過剰に心配せず、普段通りに毎日過ごしていきたいと思います。