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助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

心拍確認

 胎嚢確認から2週間が経った先日、心拍確認のために受診してきました。

 胎嚢確認後の2週間は、本当に長かったです・・・。

 なるべく余計なことは考えないようにと仕事に通い、仕事のない日は友人に会ったり、夫と出かけたりしていましたが、受診日が近づくにつれて不安は強まるばかり。

 前回の稽留流産時のエコーのことを思い出し、また空っぽの胎嚢のエコー画像しか見られないのではと心配していました。

 

 受診当日はいつものように、受付後に採血、エコー、診察の順でした。

 採血後、ぼんやりしていたら思ったより早くエコーに呼ばれ、慌ててエコー室へ。

 私が通院している病院のエコー室は一つですが、エコー室に通じている着替え用の個室が2室あり、そこへ案内された順番で一人ずつ入って準備して待ち、呼ばれたらエコー室に入るという仕組みです。

 いつもはゆっくりめに準備していても少し待つ時間があるのに、この日に限って、個室で準備している途中で呼ばれてしまい、心の準備も何もあったもんじゃありません。

 おかげで変な緊張感もないまま、エコー開始。

 しかし、今日に限ってカーテンはぴったりと閉められ、エコー画面も見えません。

 ドキドキしていると、カーテンの向こうから医師が看護師にデータを伝え、看護師がパソコン入力している気配が。「GS32㎜・・・fetus・・・」とかなんとか言っているのがところどころ聞こえます。

 いてもたってもいられず、早くエコー見せてーと思っていたら、カーテンが開けられました。

 「心拍確認できましたよ。ほら、見えます?」と医師が指し示したところに、心臓がピョコピョコ動いているのが見えました。

 また奈落の底に落ちるのが嫌で、ずっと「ダメかもしれない」と強力な予防線を張ってきたので、嬉しい結果に戸惑い、少しの間ぽかーんとしてしまいました。

 「あ・・・、良かったです・・・」と気持ちがついていかずやっとの思いで答える私に、医師は次に「これが心臓の音です。聞こえますか?えーっと、148bpm・・・」と心音も聞かせてくださいました。

 今まで仕事でたくさんのエコーの場に立ち会い、たくさんの画像を見てきましたが、自分が当事者になると、なんだか本当に不思議な感じでした。

 とにかく、ホッとしてエコーは終了しました。

 その日のエコーの医師は、結構丁寧にエコーの説明をしてくださり、最後には「良かったですね」と声をかけてくださったのも嬉しかったです。

 

 そこから3時間程待ち、やっと診察へ。

 胎芽の大きさも週数相当で順調だし、心配だったTSHも安定しているので大丈夫とのことだったのですが、プロゲステロン値がまだ不充分のため、膣坐薬を同量で継続することに。

 E2はかなり良かったのですが、いきなり内服を中止するのもということで、内服も減量して継続になりました。

 順調にいけば、あと2回くらいで今の病院への通院は終了になるとのことです。

 心拍確認できたといっても、この日はまだ7週3日。

 仕事を通して、順調ではない妊娠経過もみてきた私にとって、100%安心できる状況はありません。

 こうやって、一つひとつのハードルを越えていくしかないんですよね・・・。

 まだ流産の可能性もそれなりにありますし、引き続き身体を大切に毎日を過ごしていきたいと思います。