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助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

妊娠中に気をつけたい食べもの

妊娠経過 その他

 先週末から妊娠20週に入り、ここ数日の間にお腹が結構出てきました。

 体重増加は非妊時から+2㎏ちょっと。

 毎日体重計でチェックしていますが、ちょっと食べすぎたかなと思う日は非妊時の頃には考えられなかったくらい、数字にてきめんに現れます。

 もともとが痩せ型(BMI18.5未満)なので、妊娠全期間では非妊時から9~12㎏の体重増加が望ましいのですが、これからは体重増加しやすい時期でもあり、短期間で極端に増えすぎないように気を付けなければと思っているところです。

 そんな中、なぜか最近、非妊時には全く好きではなかった甘いパンにはまってしまい、パン屋さんにふらふらと入っては、メロンパンだのドーナツだのチョココロネだのを買ってしまいます・・・。なんとかして、この悪しき習慣を断ち切らなければ!

 

気をつけたい食べもの

   今日は妊娠中の食事について書こうと思います。

 妊娠中には、感染症を防ぐために避けるべき食べ物が色々あります。

 それは、生肉、加熱が不充分な肉、殺菌されていない牛乳、殺菌されていない牛乳で作られたチーズ等です。

 これらは、リステリア菌トキソプラズマという原虫の感染予防のために避けるべき食べ物です。(厚生労働省:これからママになるあなたへ 食べ物について知っておいてほしいこと http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/ninpu.pdf

 リステリア菌は妊娠中だと非妊時に比べて20倍感染しやすく、流早産、死産、赤ちゃんの髄膜炎などを引き起こします。

 また、トキソプラズマは家畜の肉や感染したばかりの猫の糞、土の中にいる原虫で、妊娠中に感染すると流産・死産、胎児の脳や目の障害を引き起こす可能性があります。

 なので、土がついた野菜も、しっかり洗うことが必要です。

 ちなみに、リステリア菌トキソプラズマに対する予防接種はありません。

 トキソプラズマの検査に関しては任意なので、妊娠初期に抗体の有無を調べる病院もある一方で、調べない病院もあります。その場合は、希望すれば検査を受けられますし、妊娠前から調べておくとなお良いと思います。

 そのほか、感染症を防ぐ目的ではないのですが、高濃度の水銀が含まれている魚介類の一部には、胎児に影響する可能性があるために種類と摂取量に気を付けなければならないものもあります。(厚生労働省:これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf#search='%E7%94%9F%E9%AD%9A+%E5%A6%8A%E5%A9%A6'

 あとはカフェインの摂取量も気を付ける必要があります。

 

 食べたいものが食べられない

 さて、私はナチュラルチーズ(主に輸入品)、スモークサーモン、生ハム、パテなんかが大好きで、妊娠前はよく食べていましたが、何かあっては大変なので、移植後からは一切やめました。代わりにプロセスチーズを食べています(ちなみに、日本の大手メーカーが作っているナチュラルチーズは殺菌乳から作られているという情報もあり、今度聞いてみようかと思っています)。

 好きなまぐろのお刺身も量に気を付け、なるべく食べないようにしています。

 そして、ほうじ茶、緑茶、紅茶も大好きで妊娠前はたくさん飲んでいたのですが、今はほうじ茶を1日2杯までにとどめて、ノンカフェインのお茶を飲むようにしています。

 と、家で食べたり飲んだりする分には、自分で選んで買っているものなので出所もわかるし、しっかりと加熱調理したりと調整可能です。

 しかし、外食時に色々と問題が発生することが判明。

 外食だと、レア状態のお肉、チーズ等の登場率が多いこと!

 サラダなんかも十分吟味しないと、生ハムやナチュラルチーズ、スモークサーモン等が入っていることが多く、選ぶのが大変です。

 まさか、「このチーズは輸入品ですか?ナチュラルチーズ?プロセスチーズ?」なんて聞けないですし・・・。

 それに、妊婦に生肉やナチュラルチーズ等が禁忌であることはあまり知られていないため、料理人のこだわりでレア状態で提供されるお肉を、妊婦が「よく焼いてください」と言うと怪訝な顔をされたという話や、妊婦が結婚式に出席したところローストビーフを出されて困ったという話も聞いたことがあります。

 あとは、夫の実家でレア状態のステーキが出てきて、説明してもあまり理解されず、かといって食べないと角が立つし・・・で悶々としたというエピソードも聞きました。

 私は、安産祈願の帰りに夫と食事をした時、コースの内容にステーキが含まれていたのですが、背に腹は代えられぬと思い切って、しっかり加熱してもらうように事前にお願いしました。結果、快く対応していただいたので、そういうお店に行くようにしたいと思います(笑)。

 それから、軽食にと買おうとしたサンドイッチにも、チーズが入っていることが多く、チーズの種類がわからずに泣く泣く諦めたこともあります。

 「食べたい!」と思ったものが食べられないストレスは大きいですね。

 特に私は食べることが大好きで何よりの楽しみなので、余計にそう思うのかもしれません。

 リスクが大きいマタ旅はせずに、その分ゆっくりと外食を楽しむつもりだった私たち。

 外食の選択肢も狭まり、イタリアンやフレンチよりも和食が無難かなぁと思っています。