助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

お腹の張りがツライ

 先週末から妊娠24週(7ヶ月)に入り、今週初めには5週間ぶりに健診に行ってきました。

 今回の健診までにヒヤヒヤしたのは体重増加のこと。

 前回の健診以降、みるみるうちに体重が増え、5週間で3㎏増加という有様に。

 仕事もしているし、歩いているし、食事の内容や量にもかなり気をつけているのに何でこんなに、と自分の身体ながら全然コントロールできない状態にお手上げでした。

 途中で、助産師の友人に「どうしよう~。助産師のくせに体重コントロールもできないの~」とこぼしたところ、「そんなプライド捨てなよ」と一刀両断されましたが。

 それでも、初期につわりがないながらも体重増加が抑えられていたため、妊娠24週までのトータルの体重増加は4㎏ちょっと。

 あまりに体重増加を抑えすぎても、また体重増加のスピードが速すぎても双方に様々なリスクがあるので、バランスをとるのが難しいなと実感しています。

 

 さて、私は妊娠6ヶ月に入るまでは元気いっぱいで身軽に動けていたのですが、妊娠6ヶ月以降は様々なマイナートラブルに見舞われ、妊婦としての自覚を持たざるを得なくなりました。

 そして、自分自身の体調の変化にあれ?と思ったのは、妊娠22週のある日のこと。仕事中に突然動悸がし、立っていられない状況に。その時は、少ししゃがみこんで様子を見たら体調が回復し、その後普通に働けたので、あまり気にも留めなかったのですが、その後の勤務でもたまに突然動悸がするように。

 また、友人と会うために徒歩で出かけたところ、歩いている途中に動悸がして、ものすごくゆっくりのスピードでなければ歩けなかったこともありました。でも、座ればすぐに症状は治まり、その後は何ともないのです。

 その時は、循環血液量が増える時期だから動悸がするんだろうな、貧血もあるのかもと思っていました。

 が、健診の前日、原因がやっとわかりました。

 近所の歯科医院へ行こうと自宅を出て歩き始めた瞬間に、だんだん息苦しくなって動悸がし、ふとお腹を触ると、バレーボールが入っているのかと思うくらいカチカチに硬いのです。ところが、すぐに座って休むと、お腹が柔らかくなり、同時に息苦しさや動悸もなくなったのでした。

 もしや切迫早産ではと心配して健診で診てもらったところ、子宮口はしっかり閉じていて、頸管長は49㎜もあり、切迫早産の徴候はありませんでした。

 これには本当にホッとしました。

 医師にも言われましたが、私は体型的にもお腹が張りやすいのタイプなのだろうなと思います。

 それにしても、身体の調子が良いと思っていても、仕事中や家を出て歩き始めた瞬間等に突然張ることが多いので、対処が大変です。立ち止まって休んだり、少し前かがみになってお腹の緊張を和らげたりしていますが、道の途中だと座るところがないため少々しんどいです。

 健診当日も、自宅から最寄り駅まで10分弱の道のりすら、何度も何度も立ち止まって休まないとたどり着けず、さすがに一人での外出に不安を感じました。電車に乗って座ったら、すぐに楽になったのですが。

 出産前の身軽なうちに、できることは何でもしておかなくてはと思っていましたが、無理は禁物ですね。

 せかせか急いでしまうことが多いので、まずはゆっくりペースを心掛けたいと思います。