助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

病院の出産立ち会い教室に参加しました

 妊娠33週に入りました!

 体調も良く、元気に生活できていますが、目下の悩みはここにきて私の体重増加が1か月半ほど止まっていること・・・。

 妊娠6~7か月頃は恐ろしいほどのペースで体重増加してヒヤヒヤしていたのに、今はしっかり食べても、ほとんど体重が変化しません。

 今のところ、非妊時より6㎏増加。

 私は痩せ型なので、体重増加の許容範囲は+9~12㎏。

 産後の体力維持のためにも、最低でも10㎏の増加は欲しいところです。

 私の体重増加がイマイチでも胎児は週数相当の発育を遂げているので安心していますが、こんなにも自身の体重管理に悩むとは思ってもみませんでした。

 

出産立ち会い教室のプログラム

  先週末、夫と一緒に、病院開催の出産立ち会い教室に参加してきました。

 私が分娩する予定の病院では、夫立ち会いを希望する場合、夫婦揃って出産立ち会い教室に参加することが義務付けられています。

 ちょっと前まではこういうルールが適用されている病院は多かった気がしますが、いまどきは珍しいような。どうなんでしょう?

 私も夫も何が何でも立ち会い出産を希望しているわけではないものの、いざ出産の時に夫が立ち会いたくなった場合は立ち会えるようにと、教室へ参加することにしました。

 当日のプログラムは、

 ①夫による自己紹介

 ②夫立ち会い出産の注意点の説明

 ③分娩経過の説明

 ④ビデオ上映

 ⑤呼吸法と補助動作の説明と実技

 ⑥病棟見学

でした。

 時間はトータルで2時間ほど。

 約10組の参加がありました。

 

古いビデオなのに思わず感動

  私にとっては新鮮に感じる内容はありませんでしたが、夫はわりと真剣に聞いていました。でも、どちらかというと、夫も私が助産師という安心感があるのか、他のご主人に比べてメモをとったりとかはなかったような・・・(笑)。マッサージの練習は一生懸命やっていました。

 唯一、プログラムで心配だったのが、ビデオ上映。

   上映されたビデオは、私が助産師学生時代にも観たことがある、約20年以上前にアーニ出版が制作した「ドキュメント 出産」というもの。

    出産シーンのあるビデオだったので(女性の足側から撮影している)、夫にはちょっと衝撃的なのではと気を揉んでいました。

 が、後で聞くと、出産シーンに関しては「まあ、こんなものだよね」と受け止めたのと、赤ちゃんが生まれた瞬間は感動したとのこと。

 私も妊娠してからさらに涙腺ゆるゆるのため、何回か観たことのあるビデオなのに感動して危うく泣くところでした。たぶん、自分の出産の時は、感動どころか放心状態、「やっと痛みから解放されたー!」という感じで、泣くタイミングを失ってしまいそうですが。

 にしても、このビデオ、ラマーズ法全盛期のものなので、現代にそぐわないところが多々あります・・・。もっと現代に合った視覚教材ってないのかなぁ。

 

正期産までもう少し

    最後の病棟見学では、あと1か月~1か月半後にはここで出産するのかと思うと、ちょっと感慨深いものがありました。

 久々に見た、ふわふわの新生児ちゃんもかわいかったです。

 他人の子どもにはあまり興味がないと言っていた夫すら、「小さくてかわいかったー♡」と。

 少しは父親としての自覚が生まれたかな?

 今はとにかく、経膣分娩でも帝王切開でもなんでもよいので、母子ともに無事に出産できればと思っています。