助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

抱っこひもの使用感<北極しろくま堂 ベビーラップとSTOKKE マイキャリア>

 出産して4ヶ月半がたちました。

 今日は出産前に念入りにリサーチした結果、購入した抱っこひもの実際の使用感について書きます。

 私が購入したのは北極しろくま堂のベビーラップ Wrap you?とSTOKKEのマイキャリアです。

 myumyu1612.hatenablog.com

 

北極しろくま堂 ベビーラップ

 まずは、使い始めの時期が早かった北極しろくま堂のベビーラップから。

 ベビーラップは、生後1ヶ月から使いました。

 日中一人で娘と向き合うようになった頃、娘はとにかく泣きまくり、おろすとギャン泣き、常に抱っこじゃないとダメな状態でした(今も抱っこが大好きですけど、とにかくひどかった)。

 でも、私も家事をしたり、食事をしたり、抱っこばかりしていられないので、ベビーラップで新生児からできる【Front Wrap Cross Carry】という前向き抱っこを試してみることに。

 すると、これがすごく楽チン!

 両手が空いて簡単な家事や食事ができるようになりました。

 しかも、高い位置で抱っこできて自分の胸郭にぴったりと赤ちゃんがフィットするので、姿勢が楽!!

 腰も痛くありません。

 娘も、背中のC字カーブが保たれ、居心地がいいようでベビーラップをすると速攻ですやすやねんね。お昼寝させたい時は、ラップに入れてぐるぐるその辺を歩くと、5分以内には必ず寝ます。脚がカエル脚の形になり、股関節に負担がかからないのもいいです。股関節脱臼を起こさないようにすることは大切ですもんね。

 今も大活躍で、娘は私がラップを巻くのをみると、嬉しそうに足をバタバタさせています。

 最初は巻き方が難しく感じましたが、動画や説明書を見ながら練習するうちにコツを掴め、今ではさっと装着できるようになりました。

 布1枚でお洗濯も楽ですし、かさばらないため帰省の際には必ず持っていこうと考えています。

 本当は外でも使いたいのですが、ラップを巻く最中に布が地面に触れてしまうので、ちょっと抵抗感があって家メインでの使用です。

 また、このラップでおんぶも可能で、今ちょうど巻き方を練習している最中です。

 

STOKKE マイキャリア

 STOKKEのマイキャリアは、生後2ヶ月から使いました。

 ちょうど、予防接種等で娘と二人で出かける機会が増え始めた頃です。

 STOKKEの良いところは、何しろ他の人とかぶらないところ(笑)!

 デザインが良く、我が家は赤い抱っこ紐にしたので、とにかく目立ちます。知らない人やお店の人に「どこの抱っこ紐?」と聞かれたことが何度かあります。

 肝心の機能はというと、こちらも高めの位置での抱っこが可能で、背中や肩に重さが分散されるため、疲れにくいです。

 赤ちゃんの脚もカエル脚になるように作られていて、おしりもしっかり支えられるつくりです。

 また、赤ちゃんの頭までしっかりホールドしてくれるので、首がすわる前でも安心して使えました。娘も居心地は良さそうで嫌がりませんが、若干ラップの方が好きかな?という感じです。

 ただ、こちらはとにかく頑丈なつくりで、肩ひもにも芯が入っているため折りたためず、持ち運びには不便です。装着にも慣れが必要な感じが。カラビナを通すのと、カラビナをしめるのが難しいです。

 そして、がっちりしている分、背中のハーネス部分に汗をかいてしまうんです・・・。夏から秋にかけては、ちょっとした移動でも汗ばんでしまって、度々お洗濯をしました。カラビナさえはずせば、丸洗いできます。

 あとは、これは男性向けかな?といった感じも。外国の製品でつくりが大きく、小柄で細身の方だと肩紐と腰ベルトをいちばんきつく締めてもゆるさが残るように思います。168㎝・細身体型の私も、肩紐と腰ベルトはフィット感がちょっとイマイチ。でも、夫はものすごく使いやすくて楽だといい、ラップよりも好んで使っています。

 おんぶは、身長制限があり一人でおすわりできるようになってから可能ということなので、試せる日が待ち遠しいです。商品のレビューを見る限り、マイキャリアでのおんぶはかなり良さそうです。

 STOKKEは、低月齢の場合は醍醐味がわかりにくいのかな?

 もう少し成長して、使い方が増やせるともっと良いのかもしれません。

 

 というわけで、二つとも私は概ね満足して使っています。

 装着の簡単さ等使い勝手ばかりに目が行きがちな抱っこひもですが、赤ちゃんの姿勢や自分の姿勢に負担はないか、という視点で選ぶ大切さを今回の経験で知りました。