助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

また流産でした

 お久しぶりです。

 さて、タイトル通り、12月の移植で妊娠したものの1月の初めに流産という結果になってしまいました。

 2回連続の流産はかなり精神的にこたえました。

 これで3度目の流産です。

 

 今回も胎嚢確認までは至ったのですが、その直後に突然大量出血してあっという間に完全流産になってしまうという、前回の流産と同じ経過でした。

 仕事でもプライベートでも経験しているだけに、出血の様子ですぐに「これはダメだ」とわかるのが本当に辛かったです。

 頭が真っ白になりそうな一方で冷静に経過を判断している自分がいて、それがすごく嫌でした。

 

 主治医にとっても予想外の流産だったようです。

 年明けの胎嚢確認時に少量の出血はありましたが、ホルモン値のデータはとても良く、異常はなかったので、今回はうまくいくだろうと予測していたとのことでした。

 しかし、このように2回連続で突然出血→完全流産という経過になり、主治医からはもしかすると子宮収縮しやすいのかもしれないと言われました。

 ただ、私は子宮筋腫もなく(筋腫があると流産のリスクあり)、一度は出産経験もあり、はっきりとした原因が突き止められないとも言われました。

 不育症の検査も提案していただきましたが、主治医の見解としては不要そうだということと、私自身、色々と資料を読んだ上で検査してもわからないことが多いだろうと考えたので、不育症の検査はしないことに決めました。

 

 流産してからしばらくは、私も夫も、娘だけを大切に育てていけばいいのではという気持ちでいました。

 二人共、流産がとても怖く、治療に対して前向きになれず、ずっと真っ暗なトンネルにいるみたいに悶々とした気持ちでいました。

 けれど、1歳半を過ぎて身体のほかに精神面での発達が著しい娘の姿を見ていると、やっぱりもう一人子どもがいたらもっと楽しいだろうなと、ここ1週間くらいで思うようになりました。

 先日、主治医にも、妊娠の期待ができることと次妊娠した時の対処について詳しく説明していただいたので、もう一度頑張ってみようかなという気持ちになりつつあります。

 

 本当に、本当に、不妊治療って辛い現実にぶち当たりますね。

 不妊治療に足を踏み入れただけでも多かれ少なかれ、自身の生殖能力不足に落ち込んでいるのに。

 次がどうなるかわかりませんが、また状況をブログで報告いたします。