助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

胎嚢を確認できてホッ

 先週末、胎嚢確認のために病院へ行ってきました。

 早めに着いて採血まではスムーズだったのに、エコーまでの時間が長かったこと・・・。

 2時間半経ってようやくエコーできました。

 結果、胎嚢確認できました。

 ちょうど5週0日で、大きさは6mm。

 娘の時に比べると結構小さく、また平均よりも若干小さめなので心配でしたが、医師から大きさは気にしなくてよいと言われました。

 まあ、とりあえず、子宮内に確認できたので第2段階はクリアです。

 次は2週間後の心拍確認です。

 これまたドキドキ・・・。

 心拍確認までが長いですね。

 それに、確認できてもまだまだ不安だろうな・・・。

 心拍確認の前には、内分泌代謝内科の受診もあります。

 先日はTSHが正常範囲ではあるものの若干高めだったので、これまた心配なところです。

 

 心配の種は、探せば探す程出てきますね。

 できるだけ、心穏やかに過ごしたいと思います。

判定日

 先週末、判定日を迎えました。

 結果、妊娠判定が出ました。

 主治医は「充分いい数値ですよー」と具体的なHCGの数値は教えてくれず、私も聞きもしませんでした。

 なんとか着床してくれましたが、これからまだ先は長く、どうなるかはわかりません。

 無事に、胎嚢確認、心拍確認、現在の通院先卒業となればよいのですが。

 妊娠は本当に奇跡の連続なので、祈るように毎日を過ごしています。

 

 今回も私は今のところ何の症状もなく、元気なのが何よりです。           

誕生日に移植

 昨日、移植してきました。

 移植したのは4BBの胚盤胞です。

 2回目なので流れがわかっており、1回目よりは落ち着いて移植に臨めた気がします。

 移植後、エコーで子宮内に白く光る卵が入った培養液を見ると、「どうかうまくいきますように」と祈らずにはいられませんでした。

 

 それにしても、前回からたった2年しか経っていないのに、システム等がいろいろ変わっていました。

 前は、移植後は台からストレッチャーに移され、腰を高くして20分安静だったのですが、今回は台から自力で降りて部屋に戻り短時間安静にすればよかったので、何となく拍子抜けしました。

 色々とエビデンスがないことは変わっていくのでしょうね。

 判定日までも2回くらい通院していたのが、今回は移植したら次の来院は判定日ということでした。

 これは、娘を連れて行くのが大変なので有難い変更点でした。

 

 判定日は来週末。

 なんとかうまくいってほしいですが、そううまくいかないことでもあるので、あまり期待せずに穏やかに過ごそうと思います。

不妊治療再開しました

 バタバタしていて、すっかりブログから離れていました。

 こんなに書かなかったのは、ブログを開始して初めてです。

 

 さて、ブログから離れていた間ですが、残念ながら念願の自然妊娠は果たせず、先月から不妊治療を再開しました。

 凍結胚があるので、移植周期からスタートです。

 今回もホルモン補充周期を選択しました。

 明日、移植の予定です。

 そして、明日は私の誕生日。

 まさか、誕生日に移植するなんて思いもしませんでしたが、こんな経験もなかなかないのでいいかな。

 子どもがいる中での不妊治療もなかなか大変なので、なんとかうまくいってほしいものです。

 

ベビーカーの不便さ

 娘は先日、1歳2ヶ月になりました。

 現在は体重が11kg目前となり、ストッケの抱っこ紐での移動が辛くなってきました。

 そこで最近、軽量ベビーカー(コンビのF2plus)を購入しました。

 結局はぐずった時など抱っこが必要な時も多いので、抱っこ紐とベビーカーの2本立てで出かけていますが、少しでもベビーカーに乗ってくれるととても楽です。

 ですが、いざベビーカーを使ってみると不便さを実感することが多く、重さ問題さえなければ抱っこ紐の移動がいちばんスムーズなことに気づきました。

 

エレベーターに乗るのに時間がかかる

 ベビーカーを使用していると、階段やエスカレーターはベビーカーを畳んで子どもを抱っこしないといけないので、そのまま階上階下へ移動するにはエレベーターを利用することになります。

 まず、このエレベーターを見つけるのに苦労します。

 エレベーターは奥まった場所にあるのでなかなか見つからないのですよね。

 また、やっと見つけてもスムーズに乗れないのです。

 先日、家族でデパートに行った時のこと。

 3基あるエレベーターの内、1基は自分たちがいる階には止まらず、1基は各階止まりのエレベーター、最後の1基は車いすとベビーカー優先エレベーターでした。

 つまり、実際乗れるのは2基しかないのですが、なかなか来ません。

 やっと来たと思ったら、満員で乗れないのです。

 満員のエレベーターを見送ることを何度か繰り返し、ようやく15分後に乗れましたが、たった2階だけ上への移動なのに、こんなに時間がかかるものなのかと驚きました。

 そして、娘がベビーカーで寝ていたためにエレベーター移動をしたのに、その移動の際の色々で結局娘は起きてしまい、さらにがっかり・・・。

    エスカレーターで先に目的階へ着いていた夫も、あまりにも時間がかかるエレベーター移動にビックリしていました。

 

   そのほか私が経験したのは、エレベーター待ちの列の先頭に並んでいても、エレベーターが到着するやいなや、後ろの人に抜かれてしまって結局乗れなかったパターンです。

   これも一度や二度じゃなく、何度かあります。

    こちらはベビーカーだし場所もとるし、エレベーターから降りる方が降りてから乗ろうとすると、その前に、降りる方とすれ違いながらどんどん乗る方が乗っていき、そうこうしているとベビーカーが入るスペースがなくなってしまうのです。

    あとはあからさまに、横入りされたことも。

    これが現実か…とちょっと悲しくなりました。

 

ベビーカーを畳めばよい?

  ベビーカーをめぐる議論はこれまでにもたくさん繰り返されていますし、状況について把握しているつもりでしたが、ここまでとは想像していませんでした。

 妊娠前はもちろん、妊婦の時もエレベーターの待ち時間が嫌で階段やエスカレーターを積極的に使っていたので、ベビーカーを使って初めて不便さがよくわかりました。

 駅の出たい出口にエレベーターがない場合も多く、違う出口から出たり、ベビーカーを畳んで子どもを抱えて階段やエスカレーターを使ったり。

 バリアフリー化が早く進んでほしいと切に願います。

 あと、こういう話をすると必ずと言っていい程「ベビーカーを畳めばよい。狭い電車、バス、エレベーターでベビーカーを畳まないのは非常識」とか「混雑するのがわかっている場所でベビーカーを使うのが非常識」「そもそも、混む電車やバス、デパートでベビーカーを使うな」という意見が聞かれ、なんだかとても淋しい気持ちになります。

    状況によっては畳むことが必要な場合もあるのでしょうが、揺れる電車やバスの中で片手で子どもを抱っこして荷物を持ち、片手で畳んだ自立しないベビーカーを支えるとしたら、かえって子どもを危険な目に晒すことがあります。

    最近になって、国土交通省は「公共交通機関等を利用する際には、ベビーカーを畳まなくてもよい」と呼びかけ、ポスター等で啓発活動をおこなっています。 こうやって、国が動かなくてはいけない程ベビーカーがよく思われていないことはとても残念です。

   マタニティマークを使用していた時も思いましたが、妊婦や子連れに厳しい世の中では少子化なんて解決しないですよね。

    もちろん、私自身もベビーカーを使用する時には周囲の人の通行などの邪魔にならないように充分配慮したいと思います。

    

 

 余談ですが・・・

    私は外国暮らしをしたことがないのでわかりませんが、子育てしやすい国ではやはりエレベーターやスロープが充実しているのでしょうか。

 日本に比べて外国のベビーカーはかなりゴツいので、それでも移動しやすいというのは魅力的だなと思います。

凍結胚の保存期限を更新してきました

 タイトル通りですが、今年の9月で凍結胚の保存期限を迎えるため、更新手続きに行ってきました。

 事前に電話すると、夫婦で来院してくださいとのこと。

 夫がお盆休みの間に、娘を連れて行ってきました。

 約2年ぶりの病院は懐かしさと共に、「本当に妊娠できるのかな」という不安を抱えていた日々を思い出して、重たい気持ちがこみ上げてきました。

 受付をすると、更新手続きなのですぐに呼ばれます、近くで待っていてくださいと言われましたが、なかなか呼ばれません。

 子どもがいると待合室では待てないので夫に待合で待ってもらい、私は寝てしまった娘を抱えてウロウロ・・・。

 治療中の患者さんたちの刺激にならないようにと気をつけつつ待ちました。

 1時間半くらい待ったところでようやく呼ばれ、更新手続きは1分で終了。

 次の移植予定について聞かれ、来院のタイミングの説明を受けて帰ってきました。

 久々の病院、待ち時間の長さと子連れゆえの周囲への気遣いでぐったりでした。

 なんとか娘を連れての通院を頑張るつもりでしたが、夫と共に大変さを実感し、あの時間の長さと移動の時間等を考えると無理かもねということに。

 遠方ではありますが、義母に来てもらったりしてなんとかやりくりするしかないかなと思います。

 

 またあの、妊娠できるかどうかわからないけどとりあえずお金をつぎ込んで通院するというギャンブルのような日々が始まるかと思うと、ちょっと辛いです。

 でも、なんとか頑張ります!

二人目の治療に向けて

 今月中旬、内膜症の経過観察のため婦人科受診をしてきました。

 結果は、3月の受診時から内膜症の悪化はなし。

 ホッとしました。

 ただ、実は3月に受けた人間ドックで肝機能のデータがあまりよくなく、婦人科での採血のついでに肝機能も調べてもらったのですが、変わらず良くない結果でした。

 来月、同じ病院の消化器内科を紹介受診することになりました。

 お酒は飲まないし、薬も飲んでいないし、心当たりがないのでちょっと不安ですが、大きな異常がないといいなと思っています。

 

 そして、秋から再び体外受精のために通院することに決めました。

 しかし、一人目の時と違い、娘がいる今は通院するだけでなかなかのハードルが…。  

 我が家は身近に頼れる親族がおらず、娘の預け先が確保できないのです。

 一時保育を探したところ、治療スケジュールは直前まで読めない部分が多いので予約が難しかったり、託児所みたいなところやファミサポには若干不安があったり…。

 シッターさんを手配して同行してもらおうかとも考えましたが、出費がかさみます。

 娘も普段は私にべったりなので、急に母親から離されて預けられるのはストレスだろうなと思います。

 そこで、病院に子連れ受診は可能か聞いてみたところ、不妊治療の特性上、やはり待合室には連れてこないでくださいとのことでした。

  診察は子連れでもよいとのことでしたが、それ以外は別の階のキッズスペースで待つようです。

 病院までの距離は片道1時間、病院でも半日近くは費やすことを考えると、娘を連れて行くのは娘にとっても私にとってもなかなかの負担ですが、なんとか頑張るしかないなぁと思っています。

 通院前に、自然に授かるというミラクルが起きたらいいのですけどね…。