これまでの治療と経過
私がはじめて、「不妊症かもしれない」という漠然とした不安を感じたのは、2014年の1月のことでした。
妊娠前に婦人科疾患の有無を確認することを目的に受診したクリニックで、まさかの『子宮内膜症による右卵巣チョコレート嚢胞』の可能性を指摘され、MRIで確定診断がついた時です。
これまで大病をしたこともなく、子宮内膜症の自覚症状(ひどい月経痛、経血量が多い、排便痛、性交痛等)も全くなかったため、診断名を告げられた時はまさに青天の霹靂状態。
激しく落ち込んだものの一刻も早く手術をと思い、2014年3月に腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術をおこないました。
その後、術後の経過が良好であることを確認し、2014年5月から不妊治療を開始。
タイミング療法6クール(クロミッドーhCG)、AIH3クール(hMGーhCG)を経て、体外受精を決断しました。
ところが、次の月経開始から体外受精のクールに入るという時に、自然妊娠が発覚。
喜んだのもつかの間、6週相当の稽留流産と診断され、2015年4月に自然流産となりました。
今は体調を整えつつ、秋くらいまでは高度治療をせずに様子をみるつもりです。
とはいっても、今年の秋には36歳になります。
年齢と、自分のからだなのに思うようにいかなくて焦るという、不妊治療によくある悩みにさいなまれているこの頃です。