助産師が不妊治療を経験してわかったこと

子宮内膜症のため手術→不妊治療開始→体外受精で妊娠・出産した助産師の記録

判定結果と潜在性甲状腺機能低下症

判定日前日のフライング検査

 先週末、判定日を迎えました。

 移植後は何ひとつ身体の変化がないまま、判定日までを過ごしました。

 普段感じる月経前の胸の張りも全くなし。

 ホルモン補充周期だからこんなものなのかなと思いつつも、妊娠の可能性は低いと覚悟を決めていました。

 それでも、判定日に診察室で陰性結果を告げられる前に、心の準備をしておいた方が精神的ダメージが少ないと考え、判定日前日にフライングをすることに。

 そのフライング検査すら勇気が出ずになかなかできなかったのですが、就寝前にクリアブルーを使用し実行しました。

 ところが、緊張のせいか、判定窓に尿がかかった挙句、終了線も出ないというアクシデントが勃発。しかも、クリアブルーは最後の1本。

 何のために検査したのかとクリアブルーを呆然と見つめていると、判定窓にうっすらと髪の毛くらいの細さの線が現れました。

 幻かと思い、夫に確認してもらったところ、夫も線が見えるとのこと。 

 でも、終了線が出ておらず正確に検査できていないので、結果は信用できないという結論に達し、心の準備のために検査したはずが、かえってモヤモヤしたまま眠りにつくという予想外の展開となりました。

 

結果と新たな不安

 判定日の朝は、夫に「うまくいってもいかなくても、どちらでもありえることなんだからあまり構えずに聞いておいで」と言われ、病院に行きました。

 ダメでもともと、初回からうまくいくわけない、と言い聞かせつつも、やっぱり良い結果が聞きたいものです。

 でも、これまで毎月、妊娠していない結果を突き付けられ続けた身としては、またあのがっかりした気分を味わうにちがいない、だから期待しちゃいけないという、防御反応みたいなものが働きます。

 病院で受付を済ませ、採血をしてから診察室に呼ばれるまでの2時間あまりは、読書をしても内容が入ってこず、ドキドキしっぱなしでした。

 いよいよ診察室に呼ばれ、ドアノブを回した時には緊張がピークに!

 中に入って挨拶を済ませた途端、椅子に座らないうちに、担当医から「うまくいっていますよ」と言われました。

 思わず「え、本当ですか?」と言ってしまった私に、「うん、ほら」と担当医が示したパソコンの画面には、hCG341.5mIU/mlという値が。

 ついでに、他のデータもざっと確認していたところ、TSH(甲状腺刺激ホルモン)の値が引っかかりました。TSH値は3.37μIU/ml。

 「TSH上がっていますね」と言うと、担当医も「そうなんだよね。これが心配なんだよねー」と。

 このブログでは触れる機会がなかなかなかったのですが、実は、私は前回の妊娠発覚時に潜在性甲状腺機能低下症を指摘され、内服治療を続けてきました。

 妊娠を希望する場合はTSHが2.5μIU/ml以上にならないようにすることが推奨されており(妊娠時における甲状腺疾患管理の国際ガイドライン)、さらに妊娠初期のTSHは2.5、中期以降は3.0が上限とされています。これは、TSH高値が不妊の原因になったり、胎児の脳・神経系の発達に影響を及ぼしたり、流・早産のリスク等を高めるためです。

 私はチラーヂン50μgの内服により採卵~移植前には1.7~1.98μIU/mlに管理できていましたが、移植後5日目のTSHは2.8μIU/ml、判定日(移植後10日目)のTSHは3.37μIU/mlと上昇傾向に。

 担当医には、本来は妊娠すると分泌されるhCGはTSHと似た働きをするために、TSHは低下する傾向にあるはずが、少しずつ上昇しているのが嫌な感じだし、このまま上昇すると流産の可能性大と言われました。

 甲状腺のフォローは一般不妊治療で通院していた病院の内分泌科でしてもらっており、本当は判定日翌週に受診の予定でしたが、そこまで待たない方がよいとの担当医の判断で、急遽同じ病院の内分泌科に受診することに。

 そして、内分泌科の受診の結果、チラーヂンを62.5μgに増量して内服し、翌週は予定通り、定期受診している病院で診察してもらうことになりました。

 流産を避けるために、チラーヂンはどかんと増量してもらって構わないと医師に言ったのですが、何しろ急な受診でそれまでの検査データもなく、かえって亢進状態になるのもこわいので、と最小限の増量でしたが・・・。

 というわけで、妊娠の陽性反応は出たものの、喜ぶどころかまた流産の心配が襲ってきてしまいました。

 とにかく甲状腺のコントロールがうまく図れることが大事です。

 明日は甲状腺の定期受診日。

 数値が正常範囲になっていますように。

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